より良い学習環境とは、子供たちにとって快適でゆとりのある空間です。
藤村式黒板製作所は、学校教育の現場をしっかりと見つめています。

黒板の高さと人との関係

黒板には、書きやすい位置(教師)と見やすい位置(生徒)のグッドバランスが必要です。
また、生徒が書く場合には、学年や背丈で書きやすさの位置も変わってきます。
そういった「書く側」と「見る側」の高さの変動などさまざまなケースに柔軟に対応することも教育設備器機に求められています。

藤村式黒板製作所は、高さ対応のスライダー黒板、上下黒板からスクリーン、収納設備にいたるまで人間工学の視点で一人ひとりの快適を考えたレイアウトプランをはじめとした教育空間づくりをトータルシステムで提案してまいります。

黒板の高さと人との関係

黒板の色と見やすさとの関係

一般的に暗めの色で鮮やかさが少ない黒板の方が文字は見やすく、チョークとの色明度の差が高いほど目も疲れにくいと言われています。
最も多く利用されているダークグリーンの黒板では、白・黄のチョークが一番読み取りやすく、次いで赤・茶・青の順となっています。
また、黒板から遠く離れると茶より青の方が見えやすくなります。
ダークグリーン系の黒板が多いのは、目にやさしい彩色であるためです。

現在、一般的に使用されているのは黒板と白板(ホワイトボード)に大別されますが、場所、用途・目的に合わせて使い分けることが必要です。

黒板、白板(ホワイトボード)の比較

カラー 見やすさ・効果
黒板
(ダークグリーン)
目が疲れにくく使用するチョークの色によっては遠く離れても見やすい。また、緑色には鎮静作用、ストレスをやわらげる心理効果があるといわれているので、用途も広い。
白板
(ホワイトボード)
清潔感・高級感があるホワイトボード。マーカーを使うので粉汚れがなく周囲をクリーンに保てる。従って、コンピュータルームや調理実習室などにより最適。

平面黒板

どんな教室にもマッチするスタンダードタイプ。
平面黒板

曲面黒板

反射光を軽減させた曲面で、文字はより鮮明に。
曲面黒板

スライダー黒板

書く人の身長、見る人の位置で単独可動。
スライダー黒板

上下黒板・白板

書くときは下、見せる時は上に昇降。
上下黒板・白板